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塗装プラントとは

塗装プラントとは簡単に言うと、自動車やオートバイ、鉄道車両から携帯電話まであらゆる製品の塗装を行うための塗装ラインです。洗浄や乾燥、塗装、焼き付けなど、美しい塗装をするのに必要な工程が詰まっています。一般的な塗装プラントは、金属製の長い管の形をしています。管の長さ(ライン全長)は国産高級乗用車の場合、
最長2000メートルにも及びます。現場によっては、ラインが2階3階にわたることも少なくありません。
管の間口(ブース間口)は、乗用車で約3メートル四方。バスなどの大型車輌では10メートル四方を越えることもあります。
この長大な管の中を、塗装される製品、例えば乗用車のボディは搬送機器によって移動しながら、前処理・下塗り・中塗り・上塗りといった工程を経て、完成品へと近づいていきます。塗装プラントは巨大な構造物であると同時に、高品質な塗装のためには高度な気密性の確保や、極めて滑らかな内部表面仕上げといった繊細な設計施工が求められます。私たちSHINKOは40年以上にわたる塗装プラントづくりを通じ、現場でしか得ることのできない貴重なノウハウを豊富に蓄積し、これらの要求に高い次元で応えてきました。
無数の現場で得た経験知が、日本の、そして世界のものづくりを支えているのです。

自動車製造工程における塗装工程の位置づけ

SHINKOが作る塗装プラントは、自動車の製造工程で言えば塗装工程となります。自動車の美しさを左右する重要な工程となります。

自動車の製造工程

塗装プラント全体図(自動車製造の塗装プラント例)

溶接工程を得た自動車のボディは、塗装プラントにて前処理、下塗り、中塗り、上塗りの工程を経て美しい塗装の輝きを持ったボディになります。SHINKOは国内の全自動車メーカーはもちろん、海外へも塗装プラントを納入しています。

塗装プラント全体図(自動車製造の塗装プラント例)

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